匂い
"匂いは一回覚えると忘れられないもの"
そうです。『匂い』です。
やってしまいました。
作ってしまいました。
あの禁断の。
『匂い』を。
"THE KAORI BAR FINCA"
新宿の香水ショップ FINCAのトップページ | 新宿でオリジナルの香水を扱うお店 FINCA
行ってきました!!!!!!!!!!!
こちらの要望やイメージに合わせて、約60種類の香り(全てFINCAさんオリジナル香水)を「PILE-UP=重ね付け」という手法により提案してくれるオリジナル香水のお店です。
さて皆さんご察しの通り、こちらで話題の"推し香水"を作ってもらったわけです。
元々はFINCAさんで推し香水を作った仲の良いフォロワーさんに「まじこれちょーいいからやばいから」と超絶オススメされたことから気になっていたのですが、何せ東京、何せ新宿。なかなか足を運べず…。しかしこの度『放課後の厨房男子』のサザンシアター公演が新宿ということでちょっと足を伸ばして参りました。
が。
やばい
やばすぎる
何から話す?もうね、しんどいわ。はぁ。
というわけで筆をとりました。
とりあえず順を追ってレポしていきますね。
厨房男子千秋楽の開演時間を見届けたのち、つまり2020年11月29日(日)13:30頃に来店しました。急に思い立って向かったので予約なしで15:30の整理券をもらいました。弾丸で行っても特に予定が詰まってなければ大丈夫そうな感じです。でもこの日に行くぞ〜!とあらかじめ決めているのであれば絶対予約して行った方がいいと思います。駅から10分程度とまあまあ歩くし、時間を潰せる場所はやっぱり駅の近くにしかないので。
整理券と一緒にインタビューシートを受け取ります。作りたい香りのイメージをあらかじめ記入するのですが、推し香水を作る場合は、推しの名前は出さずにその人の特徴や性格、好きなところなどなど思いの丈をフリースペースへぶちまけるというわけです。
私はもう思いのまま頭に浮かんできた言葉を推敲もせずダーーーーーーーッと無心で書き綴りました。
出るわ出るわ出てくるわ………
いや
なんか
もう………
ぎっしりと敷き詰められた
…文字 文字 文字 文字‼︎
改めて見るとキモさがすごい。
書けるか不安だったのに、いざ書き出すとなんか逆に止まらないし足りない。アイドルというより彼氏のこと書いてるみたいだね、とフォロワーに言われました。分かる。(分かる?)(??)
というか、え?こんな情報で本当に彼の匂い、作れるんですか?と疑心暗鬼。
順番が来てお姉さんにインタビューシートを渡すと「それでは読ませていただきますね〜」と。
お姉さん熟読。
えっえっえっやめて、読まないで、え、そんな隅々まで読まないでください黙らないでそんな集中して読まなくていいよアーーーーーーーーヤメテクダサーーーイ
いやまじでこの時間が一番苦行。辛い。変態がバレる(いやもう作りに来てる時点で…とか言わないで)いやもうあっちはプロだしこんなの読み慣れてるんだろうけどこちらとしては恥ずかしくってたまらない!!!!私の場合、急に思い立って一人で突撃してしまったので恥ずかしさが凄まじい。なるほど、友達と行くことをオススメします。
トイレ我慢してる人みたいにモジモジしながら待ってたら「なるほど〜」と読み終わったお姉さん。
「アイドルだけど舞台がメインなんですね?」
「何人グループで活動されてますか?」
「グループでの立ち位置はどんな感じですか?」
「彼は"かわいい"ですか?"かっこいいですか?」
こんな感じで、私の書いたインタビューシートを元に次々に質問を投げつけてくるお姉さん。怒涛のアタック。このあたりから恥ずかしさがなくなってノリにノッてくる私。必死にレシーブを返す(?)
「色気は感じr…『『『はいッ!!』』』」
食い気味がすぎる(笑)
「あ〜、"エロ線強い"って書いてあるもんね」とフランクなお姉さん。
そしてなんかすごい迷った質問
「彼を季節に例えるとどれですか?」
『!?!!!!?………え…夏?…冬?わかんない…え、でも春とか秋とかではない…え…強いて言うなら夏…?え?分かんない???え????冬に肌を寄せたくなるような温かみも感じるしゴニョゴニョゴニョ…』
こんな曖昧な答えも温かい眼差しで傾聴してくれるお姉さん(遠い目)
で、この後どうなったと思います?
知りません。(え?)
私も知りません。by 約1年半後の私
……そりゃ知らんわな!!!(笑)
ほら、言ったでしょ、感想はホヤホヤのあったかいうちに全部書き留めなさいと!!もう無理、覚えてない(笑)思い出せるわけもない。ばかだ。私はばかです。おーい聞いてるか2020年11月の私ー!
でも好きフォロワーが先日こちらのお店へ行き、そのレポをサッとブログに残したのを見て、あ…私も下書きに………と、久々にこのブログを開いたわけだが、読んでみてやっぱり最高と思った推し香水作り。いつまでも下書きのままでは可哀想なので世に放ちます(?)
(そしてここからは記憶の曖昧な2022年4月の私がお送りします)
香水一つ一つに名前があるし意味もあって「彼の情熱的なイメージに合うこの匂いと…」とか説明しながら出してくれます。お姉さんの思うそれっぽい香りをブレンドしたものを3種類くらい用意して嗅がせてくれて、近いものを選んだり、どんな要素が足りなさそうか再度ヒアリングしてくれたりしながら一緒に匂い探しをします。2〜3種の重ね付けで匂いを作ってくれるんだけど、吹きかける回数とか順番とかでも印象が変わってくるから(そりゃそう)種類は無限大…。
私は紆余曲折しつつ、結局最初の方に作ってもらった匂いに落ち着いた。うん。いろいろ嗅いで分かる良さもあるよね。うん。(そこが知りたいんやん)(覚えてない)でもよくもまぁこんなにも彼にピッタリな香水が存在するな!?というようなものが出てくる出てくる…お姉さん凄まじ。こわやこわや。
で、デン!
完成。映え写真も撮らせてくれます。
そしてルンルンで帰る俺。そんな時間も束の間。家に帰り、頭を抱えます。
後悔 vs 最高 ナニソレ?
1週間くらいは悶えながら(?)匂いを楽しみました。天才フォロワーに教えてもらった禁断の使い方……………は、教えて欲しい人は連絡ください(?)なんかもう言葉にならないです。ふわっと香る推しの匂いにヴッてなって仕事が手につかない(やめとけ)。あ、どうしよう男と会って来たって職場の人に思われちゃう…とかいらぬ心配をし始めます。実家暮らしなんですが、家で付けてるとなんかやましいことをしてる気分になってソワソワして目を合わせられません。
で、途中で気付いた。これは危険なものだ。(いや最初から気付いてた)
そして2022年4月今現在。封印中。あまりにも…彼すぎる。(彼の匂い知らんけど)(知らんのかーぃ…)ほんと、気を付けてほしい、どうにかなるので。とにかく
みんな行きな。でも
覚悟しな。
数ヶ月ぶりにスンスンしてきます。(白目)
☞ 後書き
「好き」の言語化、私は逆にダーーーーーーーって書きまくってしまうタイプの人のようです。それが相手に伝わる文章や言葉になっているか、一貫性のあるものか、は別として(笑)とにもかくにも「好き」の気持ちって凄まじい。みんなと「好き」を語り合いたいよー♡
最後の最後にデデンッ↓
2020/12/1 から下書きに眠り続け
時を経て 2022/4/17 完結。
お粗末さまでした。(笑)