FOR U…

ふぉ〜ゆ〜沼落ち女、初めてのブログ。

 

 

これが後に良かったと思える自信は、正直ない。

 

きっと後悔する。そんなこと分かってる。でも今の私には「逃げる」ことしかできない。誰に咎められても。オタク失格だと言われても。そもそもそんなのオタクでもないと言われても。

どの言葉にも「その通り」と頷く。

弁解の余地などないのだ。私は完全なる負け。でもいいんだ。今の私にはそれしかできないのだから。そんなオタクもここにいるんだ。じゃあなぜブログなど書こうと?

分からない。

言い訳がしたいのかな。言い訳のつもりもない。だって、言い訳にも満たない戯言だから。ただこの私の中のモヤモヤとしたよく分からない気持ちを、そのままモヤモヤと浮遊させたまま自然消滅させたら、それこそ全てが何もなかったことになってしまう気がして…

それは違う、と思った。

私自身の気持ちの整理。

整理なんてできてないけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの日から受け入れた日なんて一度もなかった。

 

彼らがゆっくり少しずつでも受け入れられるようにあれやこれやと手を尽くしてくれているのは分かってる。でもその思いを全て蔑ろにするかのように私はそっぽを向いてきた。本当にひどいと思う。いろいろなコンテンツを見逃した。見ないようにした。見ることが受け入れることに感じられたから。

最後だよ

もう見れないよ

後悔するよ

そんなの分かってる。でもできなかった。別れを惜しむ時間もなく突然終わりを告げられた人だっている。なのになんてもったいないこと、なんてひどいことをしているのだと思われるだろう。その経験をしてない人ですら思うだろう。なんでこんなにも向き合えないのか。「終わりゆくもの」に興味がなくなってしまったのだろうか。

私にも分からない。

もともと涙腺は弱くない。共感性が低いのかもしれない。そう簡単に泣けない。泣きたいと思っても泣けない。心は泣いて悲しんでいても、なかなか涙が生成されない。泣けないということがこんなに辛いことはあっただろうか。周りのすすり泣く声に、1人泣けない私。コンサートへ行く度、"最後の"が付く番組が放送される度、嫌気がさした。

なんで涙出ないんだろうな。

 

 

 

 

 

"Full Circle"って25周年の節目に「これからも俺たちのスタイルで突っ走っていくぜ!」っていう未来へ向けた挑発的なナンバーじゃなかったの?  なんで「26年の集大成」とか「26年の軌跡」とかを綴ったナンバーってことになってるの?  いつの間に変わった?  最初からそうだったの?  それならそうと言っといてくれれば良かったのに。"僕らはまだ…"とか言うなら…………もっとやりなよ。

こうやって可愛くない言葉や想いしか出てこないんだ。

懐古できる記憶なんて私には何もなかった。なぜか"学校へ行こう"を通ってきてない私。逆に何を見て過ごしていたのだろうか。全然知らない。何の企画も知らない。どのキャラも、どの話題になった一般人も、知らない。懐かしむものがない。V6を好きじゃなくても"学校へ行こう"はみんな知っていた、みんな見ていたのに。なぜか見てなかった学童期の私。なにそれ……さらに面白いね。そういう時、さらに  無   になっちゃうんだ。

遡るには膨大すぎて、彼らの20年以上を全て網羅するなんて到底無理で、元々、過去にあまり興味がない、探る気がない私。今まであまり何とも思ってこなかったけど、ここに来て苦しくなるとはな。

 

番組のラストに流れた飽きるほどに聴いてきたメロディ。ファンじゃなくたって、番組の視聴者じゃなくたって、発売当初から幾度となく聴いてきた。そして、ファンになってからはイントロが流れると「またそれかよ〜」なんて可愛らしくなく、憎まれ口を叩いたこともあった。でも結局一緒に口ずさんでしまう名曲。でもいつもと違って聴こえた。

 

そうなんだ

きっと涙も愛なんだ

微笑みもそう愛なんだ

 

 

 

 

涙は愛ゆえだ。

でも涙が出なくたって愛だ。

 

そう言われてる気がした。私の勝手な解釈だけどね。ちょっと肩の力が抜けた。こんなにも耳馴染みのある名曲の歌詞ですら、今更発見がある。

やっぱりまだまだだったね。こんなファンでごめんね。大して追いきれず、かと言ってスッキリ断ち切れるわけでもなく。ここまで来た。これでよかったかどうかなんて解散して半年たった今ですらよく分からない。

そうか、もう半年経ったんだ。

本当に解散したのか疑うほど、その日を過ぎてもなお定期的に記念品やコンテンツやグッズやイベントやらが彼らから贈られている。こんなにも愛されている。まだ6人で一緒にいるみたいだ。こんなにも愛してくれているんだ。

捻くれ者の私は、素直にこれらを受け取れなかったけど、何もできなかったけど。やっぱり6人で一緒にいるのが好きだ。先のことなんて何も感じさせないような、屈託のない笑顔で笑い合って、歌って、踊って。1人じゃだめなんだ。6人で一緒に居続けて欲しかった。いつまでもわがままで聞き分けの悪い私。好きになってそう時間も経ってないのに何を偉そうに。でも光のように一瞬だとしても、彼らを、彼を、好きになれて良かった。それは私の誇り。これは私の、揺るぎない事実。

 

 

 

だから、笑顔になんてなれないけど。

でも、涙も出ないけど。

雨に助けてもらって。

 

雨 雨 雨

雨 降れ 雨

雨 雨 雨

流れる雨 雨

目から流れていく

雨 雨 雨

まだ晴れないけど

雨降れ 雨降れ

雨降れ 雨

傘いらねぇ 雨降れ

雨 雨 雨

 

 

私は微笑みながら。バイバイ。

ありがとう。大好き。